東ティモール選手団 事前合宿伊那入り

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伊那市の高遠さくらホテルに到着し、国旗を掲げる東ティモール選手団

東京五輪に出場する東ティモール選手団が13日、事前合宿のため、ホストタウンになっている伊那市に到着した。競泳と陸上の選手3人とコーチ、役員の計10人で、当初予定より1人減った。同市には20日まで7泊8日の日程で滞在。新型コロナウイルス感染防止対策を徹底しながら市内の運動施設で練習し、大会本番に備える。

伊那市と東ティモールは元駐東ティモール特命全権大使で日本東ティモール協会会長の北原巖男さん=同市高遠町出身=が取り持つ縁で交流を行っている。市は2019年に東京五輪・パラリンピックのホストタウンに登録。選手団の受け入れに向けた準備を進めてきた。

この日午前に成田空港に着いた選手団はPCR検査を実施。全員の陰性が確認され、市が用意した中型バスで伊那市に向かった。午後6時半ごろ、宿泊先の高遠さくらホテルに到着。市職員らが「ようこそ!東ティモール選手団のみなさん」と書かれた横断幕を掲げ、国旗の小旗を振って歓迎した。

選手団を代表して同国オリンピック委員会のマテウス・ダ・クルズ・デ・カルヴァリョ委員長があいさつし、「私たちはここで東京に行くための準備をさせていただく。伊那市の皆さん、北原さんに心より感謝申し上げる」と礼を述べた。

出場種目は競泳男子50メートル自由形と同女子50メートル自由形、陸上男子5000メートルと1万メートル。外部との接触を避けるため、練習会場はいずれも貸し切りとするほか、移動も専用車両とし、宿泊施設と練習会場以外には立ち寄らない。

ホテルは一般客と接触しないよう2、3階をフロアごと借り上げ、専用の出入り口や食事会場を設けた。選手団は全員毎日PCR検査か抗原定量検査を実施。対応する日本人スタッフも接触頻度に応じて検査を行う。

感染拡大防止のため、当初計画していた交流イベントは中止した。

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