チームオレンジ拡大を 駒ケ根市が事例報告

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駒ケ根市内のチームオレンジの取り組みをオンラインで報告する関係者

認知症になっても安心して暮らせる地域づくりの活動「チームオレンジ」を推進する駒ケ根市は15日、県が開いた市町村認知症初期集中支援・地域支援推進連携会議にオンラインで参加し、市内での先駆的な取り組みを報告した。活動に携わる関係者5人が市内の状況を説明。県内初のチームオレンジとして登録、活動するボランティア団体「おれんじネットフレンズ」の事例を中心に、認知症サポーターの組織化や活動例などを紹介した。

チームオレンジは認知症の人や家族の支援ニーズと、支援者をつなぐ仕組み。ステップアップ講座を修了した認知症サポーターや認知症の人本人などで構成され、家族・介助者の話し相手や認知症カフェの運営などさまざまな活動を行う。国は2019年度に策定した認知症施策推進大綱で25年度までに全市町村でチームを整備するよう目標に掲げている。

駒ケ根市では認知症を知り、地域で支え合う活動を推進するため、認知症サポーターを具体的な活動につなぐ仕組みとしてボランティア登録制度を導入した。登録認知症サポーター(おれんじネットパートナー)は約200人に上る。17年4月にはサポーターや認知症の人、家族、専門職らで「おれんじネットフレンズ」を立ち上げ、さまざまな支援活動を展開。19年には同団体をチームオレンジの第1号に登録した。

この日は市地域保健課の伊藤真咲さんがチームオレンジの構築に向けた取り組みを説明。「新しい組織をつくるのではなく、行政区ごとにある通いの場を充実させてチームオレンジの登録につなげていく」との方針を示し、将来的には「行政区内に複数のチームがあってもいい。地域に合った取り組みを話し合いながら進めたい」と語った。

市内ではこれまでに3団体がチームオレンジに登録。さらに3団体が今後登録を予定している。

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