五輪ボート事前合宿選手 歓迎と応援に感謝

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選手と監督、コーチ陣が住民の前に勢ぞろいし、受け入れへの感謝の気持ちを伝えたイタリア選手団

東京五輪開幕まで1週間余りとなった15日、諏訪湖で事前合宿練習を行っているアルゼンチンとイタリア両国のボート選手が住民らに向けメッセージを発信した。両国選手はそれぞれ下諏訪ローイングパークで午前の練習を終えた後、練習を見守っていた住民ら約100人の前に立ち、合宿を受け入れてくれた地元住民や自治体への感謝の気持ちや五輪に挑む決意などを伝えた。

アルゼンチン選手は女子軽量級ダブルスカルに出場。イタリア選手26(うち補漕3)人は、男子が舵手なしペア、シングルスカル、クオドルプルスカルなど5種目、女子はダブルスカルや舵手なしペアなど4種目に出場する。

最初に住民らの前に姿を見せたのはアルゼンチン選手。ミルカ・クラリヘブ選手とエベリンマリセル・シルベストロ選手の2人で、「すてきな諏訪湖で練習できるのは光栄。手伝ってくれているスタッフや住民の応援が感じられ、感謝している。五輪では練習の成果を出してセミファイナルまで行きたい」と話した。

続いてイタリア選手が姿を見せ、諏訪の印象や大会に向けての意気込みを発信。通訳は、選手に帯同する岡谷市出身のサポートスタッフ小野栞さん(27)=東京都=が務めた。

五輪に向けての決意を語るアルゼンチンのボート選手

フランチェスコ・カッターネオ監督は「イタリアチームは世界一だと自負している。金メダルを目指して練習してきたが、大事なことはみんなが練習してコンディションを整えてきたこと」と話すと、集まった住民
から大きな拍手が送られた。

5回目の五輪出場となる男子クオドルプルスカルのシモーネ・ベニエール選手は「街の人はいつも笑って歓迎してくれる。湖はとてもきれいで、風がなければパーフェクト」、五輪出場2回目となる女子ダブルスカルのアレッサンドラ・パテーリ選手は「歓迎してくれてとても感謝している。五輪でも応援してくれたらうれしい」と話した。

町は会場を訪れた人たちに両国国旗の手旗(各300本)を配布。訪れた人々は手旗を振って、両国選手にエールを送った。

70代の夫婦=岡谷市=は「コロナ禍の大変な時期に代表になって頑張っている選手を応援しないわけにはいかない」と話し、高校時代ボート部だったという20歳の大学生=諏訪市=は「世界トップレベルの選手を直接見てみたかった。五輪で頑張ってもらいたい」と話していた。

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