諏訪の教念寺 曼荼羅図御開帳 一般拝観も

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一般公開された教念寺の「紙本著色當麻曼荼羅」と絵解きをする小口秀孝住職代務=2020年7月

諏訪市小和田の教念寺(小口秀孝住職代務)で18日正午から午後4時(受け付けは午後3時30分)まで、同市指定有形文化財「紙本著色當麻曼荼羅(しほんちゃくしょくたいままんだら)」の御開帳が行われる。随時、曼荼羅図に関する説明がある。檀徒に加え、一般の拝観も歓迎している。

同曼荼羅図は1709(宝永6)年に製作され、52(宝暦2)年に浅草寿松院から移された。當麻寺(奈良県葛城市)が収蔵し、藤原豊成の娘、中将姫が織り上げたといわれる国宝「綴織當麻曼荼羅」の第5転本(5回目の転写本)で、浄土信仰の布教に用いられ、人々の心のよりどころになった。

曼荼羅図は縦4・8メートル、横4・25メートル。「門外不出」の寺宝で、大きさ、形式とも當麻寺の原本に近い転写は少なく、来歴も明確なため、歴史的価値が高い。18日はこのほか、鎌倉時代の作で市指定有形文化財の「観経変相曼荼羅」や、内部に八角輪蔵がある1824(文政7)年建立の「経蔵」などの寺宝も併せて公開される。

小口住職代務は「(曼荼羅図には)極楽浄土への想いが千二百余年の時間を経て伝えられている。新型コロナウイルスの影響で外出が困難な時期。お寺を訪れて心安らかな時間を過ごしていただけたら」と話している。

拝観無料。マスクの着用を求めている。問い合わせは、同寺(電話0266・52・0978)へ。

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