伝統「虫送り」五穀豊穣願う 富士見町先達

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たいまつを持って水田地帯を練り歩く富士見町先達の子どもと保護者

富士見町先達で17日夕、五穀豊穣を願う伝統行事の「虫送り」があった。区内の子どもたちがたいまつを持って水田地帯を練り歩き、太鼓やかねの音と煙で田畑の害虫を追い払った。

江戸時代から続いている風習で、町無形民俗文化財にも指定されている。小学生や園児、保護者、区役員ら約40人が参加。出発前にたいまつをこしらえ、長さ2メートルほどの竹を心棒にして、松葉を一緒にくるむようにして麦わらを巻き上げた。

点火して公民館を出発。水田地帯では、南アルプス・駒ケ岳(甲斐駒ケ岳)を背にもくもくと白い煙が上がり、風で田んぼの方へ流れた。境小6年生の児童(12)は「暑かったけれど、害虫が居なくなるように願いながら一生懸命できた。お米がたくさん実り、野菜もたくさん取れたらうれしい」と充実した表情だった。

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