足湯で温泉卵を 上諏訪駅で25日から販売

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上諏訪駅の足湯に新設した温泉卵の自作コーナー。温泉卵は25日から販売する

JR上諏訪駅(諏訪市)は、ホームにある足湯に漬かりながら、温泉卵を作って味わえるコーナーを新設し、25日から同駅売店で卵とたれ、容器のセット(100円)を販売する。源泉かけ流しの湯が足湯の使用だけではもったいないと同駅社員が発案。設備の手作り、ゆでる時間の研究など苦心を重ねて4カ月がかりで実現した。全国のJR線でも数少ないホームの天然温泉にさらなる魅力を加えて、「諏訪にお客さんを呼び込めたら」(同駅)としている。

同駅の温泉は35年前に地元の柳並源泉、湯の脇源湯などから引湯してオープン。20年ほど前、足湯に改装して利用者を増やした。

温泉卵の自作コーナーは足湯の入り口に設けた。槽はレジャーボックスを代用し、アルミ板や発泡ウレタンを張って強度と保温性をつけたうえに木枠で囲んで屋台の風情に。槽の底には石板を敷いて足湯との一体感を出した。卵とたれは地元の人気専門店から取り寄せた。

利用者は売店で卵セット、改札口で入場券(150円)か乗車券を購入して入場。卵を温泉に漬けてから足湯を満喫すること約20分で温泉卵が出来上がる。

「温泉の温度、卵の浸し時間が定まるまで何個生卵を食べたことか」と苦労ぶりをのぞかせる滝川直宏助役。「上諏訪を訪れる目的づくりで、コロナ禍の影響を受ける地域のお役に立てたら」と話す。

JR東日本長野支社は10年前から、現場社員の発案で事業改善やサービス向上につなげる「マイプロジェクト活動」を進め、温泉卵もその一環。同駅では今夏、諏訪湖の花火にちなんだ企画も準備している。

足湯温泉の営業時間は午前9時~午後9時。売店の営業時間は午後8時30分まで。

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