貼り絵で「打ち上げ花火」 JR上諏訪駅

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「みんなで花火を打ち上げよう」と参加を呼び掛けるJR上諏訪駅の若手有志でつくるプロジェクトのメンバー

JR上諏訪駅(諏訪市)の若手有志が、同駅利用客へのサービス向上を目指して「上すわおもてなしプロジェクト」を始動させた。その一つとして今夏、中止となった諏訪湖上花火大会に代わり、駅利用者に貼り絵をしてもらい、同駅構内の壁面に打ち上げ花火のアートを完成させる「すわはな」企画を8月15日まで催している。

メンバーは4人。活動を立ち上げた同駅営業指導係の村上直樹さん(34)は「上諏訪駅でいい思い出を作り、再び訪れてくれるお客さんを増やしたい」と話す。新入社員を巻き込んで、お客さんの目線、サービス向上の精神を養う機会ともしている。

貼り絵アートは今年6月から準備し、ポスターの裏紙を継ぎ合わせた縦約1・2メートル、横約1・8メートルの紙を墨で塗りつぶして”夜空”を用意。夜空ではじける火薬1粒のきらめきを表現した色とりどりの切り紙をテーブルに置いて、駅を訪れる人たちに自由に貼ってもらう趣向だ。

1枚完成するごとに台紙を変え、計6枚を完成させる目標。作品は8月末にJR東日本長野支社がSNSで発信し、製作に参加してくれた県外客にも完成を報告するという。

プロジェクトに参加した新人の菊池恵里さん(23)と鈴木朋代さん(22)=いずれも佐久市出身=は「駅での催事はこれまで参加する側だったが、仕掛ける立場になり、新鮮な気持ち」と一から手作りで取り組む仕事に張り合いを実感。「コロナ禍で人の交流が難しい中、花火作品を通して皆がつながれたら」と期待を込める。

村上さんは「職員が異動で替わっても、上諏訪駅独自のおもてなしの心が引き継がれていく種まきができれば」と話している。

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