英語で伝えるシルクの歴史 下諏訪「本陣岩波家」

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下諏訪町は、町内にある旧中山道下諏訪宿の「本陣岩波家」に、本陣とシルク産業の関わりを紹介した英語併記の説明展示を設置した。着物を掛けておく伝統の家具「衣桁」を基にしたデザインで、体験用の和服も用意。外国人などの観光客が和服を羽織る体験ができるようにした。

高さ約2メートル、横約3メートルで、3枚に折れるびょうぶ形式。木組み部分は客をもてなす色の「朱赤」の漆塗りにした。右面に姿見の鏡を入れ、左面にはかつて本陣敷地内に製糸工場があった歴史などについて、英語と日本語で説明した。備えた和服は9着。古典柄を中心に華やかな色をそろえた。

外国人観光客らをターゲットとした「信州シルクロード広域観光連携」の取り組みの一環。町内の製糸関連施設を紹介するとともに、町の温泉旅館組合が取り組む「着物プロジェクト」の推進も図る。事業費は約48万円。

町産業振興課は「日本人を含めた観光客増のツールとなれば」とし、本陣第28代当主の岩波尚宏さん(44)は「さまざまな活用で観光客が伝統文化に触れる場とし、諏訪での滞在時間を長くするのに役立てたい」と話している。

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