ごみを拾い指令に挑戦 湖畔などで「清走中」

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強い日差しの下、諏訪湖畔でごみを拾う親子連れ

ゲーム感覚でごみ拾いを楽しむイベント「清走(せいそう)中」が24日、諏訪湖畔や諏訪市内で初めて開かれた。親子連れを中心に105人がエントリー。19チームに分かれて、湖畔や市街地のごみを拾ったり、無料通信アプリ「LINE(ライン)」を通じて送られた指令に挑んだりして獲得した得点を競った。

「ハンター」と呼ばれる鬼から逃げ切るゲームを展開する人気テレビ番組「逃走中」の要素を取り入れ、ごみ拾いを「つまらない」から「楽しい」に変えようと企画したイベント。大分県の大学1年生北村優斗さん(18)が長野高校(長野市)在学中に発案して県内各地で開き、諏訪湖畔では3月に開催予定だったが雨で延期に。この日は地元高校生でつくる実行委員会が主催した。

悪の組織が諏訪湖で打ち上げる花火玉を盗んだという設定で、参加者は花火玉を取り返そうとゲームに挑んだ。ごみ拾いは諏訪湖ヨットハーバーから間欠泉センターまで約2キロの湖畔と、片倉館付近から高島城付近にわたる市街地エリアで行った。カップ麺の容器や空き缶、雑草などを拾って参加者全員で計約60キロが集まった。他にもエリア内に設けられた5カ所のチェックポイントで謎解きに挑戦したり、旧東バル跡地で高校生扮(ふん)するハンターから花火玉を取り返したりして得点を稼いだ。

家族や親戚5人で参加し優勝した両角美雪さん(45)=岡谷市長地=は「思ったよりごみが多かったけど、目的があるとごみも拾いやすかった」と話した。

北村さんは「想像以上のごみの多さ。清走中で少しでもごみ問題へのハードルが下がればうれしい。今後も諏訪湖でぜひやりたい」。実行委の中心メンバーで下諏訪向陽高校2年生の生徒(16)は「家庭ごみがすごくたくさん落ちていることを実感してもらえたかなと思う。地元の人がきれいと思える諏訪湖にしていきたい」と話した。

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