お舟祭りへ人形作り 下社の保存会

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お舟祭りに向け人形を準備する保存会の会員たち

8月1日に下諏訪町で行われる諏訪大社下社の遷座祭「お舟祭り」を前に、有志でつくる人形保存会(武田仁志会長)は25日、下諏訪町の秋宮駐車場で柴舟に乗せる翁と媼の人形を制作した。会員約20人が参加し、骨組みにわらを丁寧に巻いて人形の基礎をつくり、本番に備えた。

骨組みは、胴体となる長さ2.5メートルのサルスベリの木2本に、腕となる長さ1メートルの棒1本を十文字に組んだもの。参加者は、会員が持ち寄ったわらをきれいにすいて100本ほどを束にし、芯棒に徐々に巻きつけて肉付け。胴の長さは約90センチで胴回りは約65センチ、頭の部分の周囲を60センチ弱になるよう調整し、麻ひもで固定して人型にした。

今年は新型コロナウイルス感染症のため柴舟はつくらず、人形は柴舟に見立てた行列を仕立てて運ぶが、会員たちは「遷座祭は大切な神事」として例年と変わらぬ奉仕の気持ちで作業。武田会長(72)は「今年はいつも通りの祭りになると期待しいていたが残念。コロナの一刻も早い終息を願って奉仕したい」と話していた。

翁、媼の人形は8月1日の朝に衣装と面などが取り付けられる。

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