2021年7月27日付

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先ほどまで青空をのぞかせていたと思ったら雲が広がり始めて土砂降りの雨。それもすぐにやみ、虹が懸かる。こうした天気の急変に不安を覚える。これまでの経験を上回る雨量を常に頭に入れておく時代になった▼茅野市が市内の雨水渠「小江川」の氾濫防止のために設置工事していたポンプゲートが完成した。小江川は合流する上川の水位が上昇すると排水できなくなるなど諏訪地域を襲った2006年7月の豪雨をはじめ何度も氾濫していた。万が一の大雨時の対策として住民の期待は大きい▼小江川が一定の水位に達すると口径1・2メートルの大型ポンプ2基で排水する。ただ、多額をかけた施設が完成しても油断はできないと住民は言う。一級河川である上川のしゅんせつなど抜本的な整備を引き続き求めている▼防災関連では、外国籍市民を支援するグループ「ねこじゃらし茅野」と同市が外国籍市民向けに防災情報を作成した。簡単な日本語、英語、中国語、ポルトガル語、タガログ語の5種類。災害時に使えるアプリを読み取れるQRコードを掲載するなど基本情報がしっかり届くよう情報を絞り込んだのが特徴だ▼災害時に知るべきことを知らずに困る人がいないようにしたいとの思いを込めている。豪雨対策として充実する施設や情報。こうしたハード、ソフト対策がしっかり周知されていざという時に生かせるよう実効性を高めていきたい。

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