「夏の子ども教室」人気 八ケ岳総合博物館

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人気を呼び6講座追加して開いている「夏の子ども教室」=27日の「パラパラ漫画」、茅野市八ケ岳総合博物館

夏休み中の小学生が普段できない自然や科学の学習を体験する茅野市八ケ岳総合博物館の日替わり講座「夏の子ども教室」の参加希望者が募集人数の2倍を超える人気を集めている。博物館は急きょ講座数を増やして対応し受け入れている。新型コロナウイルスの影響で遠出を控え、身近なイベントに集中した形―ともいえそうだ。

「あ、動いているように見える!」。27日の講座「パラパラ漫画」。この講座も追加した一つ。受講した16人はほとんどが往復はがきで申し込み、抽選で選ばれた。ボールがバウンドする動きの絵を1枚ずつ紙に描き、パラパラとめくるとボールが動きだすように見える「パラパラ漫画」を参考に、それぞれが自由に題材を選んで”動き出す不思議な世界”を体感した。

キャンセル待ちでこの日の朝、参加できることになった小学2年生の男子。太陽の周りを回る地球の姿を「パラパラ漫画」にした。付き添った30代の母親は「コロナで夏休みは海など遠くに行けないので、地元の講座に参加しました」。小学4年生の娘と楽しそうに取り組む40代の母親は「コロナの影響で(各地が)大変なので、夏休みは家族キャンプを自宅近くでする程度です」とし、親子で作品づくりに臨んでいた。

博物館は当初、夏の子ども教室を7月22~31日にほぼ1日1講座の日替わりで計画。諏訪の特産品寒天を使った「食べる宝石『こはく糖』」や、藍の葉でオリジナルハンカチを染める「草木染」、「紙コップヘリコプター」など七つの講座を設定した。

各講座の定員は一昨年まで25人としてきたが、感染防止のため昨年から16人に圧縮。今年は募集方法も電話から往復はがきに変更し、応募者多数の場合は抽選とした。

その結果、募集総数106人に対し、希望者は200人超に。このため、中でも人気の高かった「こはく糖」は3講座、「パラパラ漫画」など3講座を1講座ずつ、計6講座追加した。

両角徹生館長は「参加希望者が増えたのは、コロナが一つの要因になっているかもしれない」と話した。

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