通学路の安全点検 岡谷市第4次計画策定へ

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緊急点検の必要箇所に挙げられ、今月28日の合同点検で委員が確認した道幅約5メートルの狭い通学道路。住宅街にあり道路沿いには「子供飛び出し注意」の看板が設置されている=上の原小学区

岡谷市教育委員会は、通学路の危険箇所や必要な安全対策を洗い出し、対策事業の実施計画をまとめた「岡谷市通学路交通安全プログラム」の第4次計画(2022~24年度)を今年度中に策定する。3年ごとに見直すプログラム。第3次計画の最終年である今年度、関係機関が連携して合同点検などを行う。

京都府亀岡市で12年に起きた通学中の児童が巻き込まれた事故を受け、第1次計画を作った。以降、市教委や市、小中学校長会、警察、県建設事務所などでつくる通学路安全対策会議が、学校が挙げた危険箇所から対策必要箇所を抽出し、具体的な対策案を検討して改訂。新プログラムを基に次年度から3カ年で対策事業に取り組む。

第4次計画の策定に向けては、小学校が挙げた20カ所について対策会議委員による合同点検を今月28、30日と8月4日に実施。山下町にある交通量の多い五差路(神明小学区、別途点検済み)や、十字路の対角に横断できる道路への改修が要望されている丸山橋交差点(岡谷田中小学区)などについて、9月の対策会議でソフト、ハード両面から具体案を検討。来年3月にはプログラムにまとめる。

千葉県八街市で小学生が死傷した事故を受け、国が全国に要請した通学路の緊急点検についても8月4日までの点検で併せて実施。国が事故を受けて作成した点検の実施要領に沿い、各校が保護者や地域住民から聞き取るなどして改めて抽出した危険箇所を確認する。9月末までに対策必要箇所を県、国に報告し、10月末までに対策案を道路管理者や警察に要望。市管理箇所は今年度中に対策を講じる。

岩本博行教育長は21日の今年度初回の対策会議で、「子どもの安全のためにさまざまな立場からの提言をお願いしたい」と委員に呼び掛けた。

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