原爆と戦争、尊い平和 辰野でパネル展

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戦争や原爆の恐ろしさを伝えるパネル展=辰野町民会館

辰野町の辰野町民会館と町役場で3日、広島、長崎の原爆や沖縄戦をテーマにしたパネル展が始まった。反戦平和に取り組む住民有志の実行委員会による「第5回辰野平和のつどい」の関連企画。戦地や被爆者の様子を撮影した写真、絵画など約50点を展示し、戦争の悲惨さと平和の尊さを訴えている。9日まで。

毎年8月6、8日の「原爆の日」、同15日の終戦記念日に合わせ、戦争や平和について考える機会をつくろうと企画している。上伊那医療生活協同組合が所有する、日本原水爆被害者団体協議会の啓発用パネルのほか、地域住民のパネルも借りて並べた。

広島と長崎の爆心地上空に立ち昇るきのこ雲の写真は、爆発から1秒後に火が半径230メートルまで広がり多くの命を奪った原爆の威力を物語る。背中が赤く焼けただれた少年、母親の遺体の横でぼうぜんと立ち尽くす女性をとらえた写真もあり、戦争に穏やかな日常を奪われた市民たちの絶望感が伝わってくる。

実行委員長の古田久美子さん(70)=羽場=は「時代を経て戦争を語れる体験者が減っている。若者や子どもたちがパネルを見て少しでも悲惨さを感じ、平和の意味を考えてくれたら」と話している。

9日午前9時30分から、同会館で平和のつどいを開き、実写映画「白い町ヒロシマ」を無料上映する。要予約で先着50人。申し込み、問い合わせは古田さん(電話090・2410・2441)へ。

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