伊那都市計画道路 県が住民に変更点説明

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伊那都市計画道路の変更点について県の担当者から説明を受ける住民

県伊那建設事務所は2日夜、伊那市北部に建設予定の伊那都市計画道路「環状北線」「竜東線」「中央北町線」の変更案に関する住民説明会を、同市山寺の福祉まちづくりセンターで開いた。関係者15人が出席。同事務所は「詳細設計がまとまった」とし、ルート上の一部用地拡張や急カーブの緩和措置などの変更点を伝えた。今後、都市計画決定の手続きを経て、用地交渉などが本格化する。

「環状北線」(県道伊那インター線)の延伸ルートは、伊那市御園の国道153号水神橋西交差点と同市上の原の伊那バイパスを結ぶ延長1.6キロ区間。同交差点から天竜川を経て「竜東線」(県道伊那辰野停車場線)を立体交差で横切り、バイパスへつなぐ。「中央北町線」は環状北線と竜東線を接続する道路で延長は210メートル。同市中央の天竜川左岸付近に計画する。

説明会では県が、ルート上の地質調査で環状北線などの一部に「地質が軟らかい場所がある」と報告。崩落防止の安全対策で「道路横のり面の角度を緩やかにする必要があり、用地面積を若干広げる」とした。このほか、竜東線の一部に急カーブがあり「曲線半径を緩やかにするため、用地の拡張が必要」と述べた。

参加した住民からは、環状北線に直交する市道上の原2号線について「歩道だけでなく、車道も確保してほしい」と要望が上がった。これに対し、県は「現在、車が通れる橋を架ける計画を検討している」と答えた。

環状北線は片側1車線(車道幅員3.5メートル)の対面2車線道路になり、両側に各2.5メートルの歩道が付く。現在、一部地域で用地交渉が始まっている。現段階で全線開通のめどは「未定」(県)という。

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