2021年8月4日付

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富士見町長選の告示を前にした7月31日、町の多目的交流広場に、町内の小中学生や住民が寄せた「富士見町への思い」が展示された。「きれいな町だから、車のがすをなくしたいな」「もっとお店がほしいな」。月遅れの七夕にも合わせたかのように、さまざまな願い事が並んだ▼町内在住の小学校教員ら有志5人が「とどけフェス」と銘打って催した。紙に言葉や絵で町への思いを表現してもらい、町内4小中学校などに置いたポストに投函してもらった。100枚以上が集まった▼北欧の選挙のカタチをモデルにした。2年前にフィンランドを訪れた有志の1人によれば、選挙が近づくと街の広場に「選挙小屋」が建ち、子どもから高齢者までが政党関係者らと穏やかに楽しく、政策やまちづくりを語らう。子どもはメモを取りながら、大人はコーヒーを飲みながら▼富士見版の催しでもラジオ体操や気功体験、出店などがあり、多世代がリラックスした雰囲気でまちづくりを語り合った。この夢かなえてあげたいね-。そんな声もあちこちから上がった▼先輩記者が以前、このコラムで「選挙になった方が住民に活気が出る」と書いた。フェスの盛り上がりを見てその通りと思った。選挙になれば自分のまちや政治を考える機会がぐっと増える。無投票が続いてきた諏訪6市町村の首長選。今回の町長選が諏訪全体に「響けばいいな」。私の願いである。

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