清陵高生が分析技術学ぶ エプソン富士見

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セイコーエプソン社員の指導で、電子顕微鏡にサンプルをセットする諏訪清陵高校の生徒(左)

諏訪清陵高校(諏訪市)の生徒15人が2、3の2日間に分かれて、セイコーエプソン富士見事業所(富士見町)を訪れ、製品の品質管理などで使われている電子顕微鏡や赤外線を照らして光量を測定する赤外分光光度計を使い、体験を通して分析技術を学んだ。

同校が文科省から指定を受けたスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の取り組みの一環。同社はSSHの運営で同校と協定を結び、昨年を除き、2002年から毎年、生徒の体験学習を受け入れている。今年は2日に7人、3日に8人の生徒が学んだ。

3日に行った体験学習のうち、電子顕微鏡を使った拡大観察と分析体験では、生徒が持ち込んだサンプルの形状や構成する元素を調べた。生徒たちが使用した電子顕微鏡の倍率は1万~10万倍で、光学顕微鏡の最大倍率とされる1000倍をはるかに上回る高倍率。生徒たちはチョコレートやアシナガバチの針などを確認した。機器の使い方について社員の説明を聞きながら慎重に操作していた。

アシナガバチを持ち込んだ2年生の生徒(16)は、針の先端の無数の穴や針の根元のうろこ状の模様を確認した。同顕微鏡は拡大だけでなくX線解析もできるため、元素や組成の分析も行っていた。「光学顕微鏡では見られない形状を見ることができて興味深かった。体験授業に参加したことでうろこ状の形など新たな謎が生まれた。後で一つ一つ、きちんと確認しておきたい」と探求を深めていた。

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