中島氏、名取氏競り合う 富士見町長選終盤情勢

LINEで送る
Pocket

現新2人が争う富士見町長選で、長野日報社は、4、5の両日に期日前投票を済ませた有権者を対象に出口調査を行い、取材を加味して終盤情勢をまとめた。新人で元副知事の中島恵理氏(48)=無所属、乙事=と、現職で再選を目指す名取重治氏(70)=無所属、木之間=が競り合う展開となっている。態度を決めていない有権者も一定程度いるとみられ、8日の投開票日まで予断を許さない状況だ。

中島氏は、30歳代と70、80歳代、「公約・政策」を重視する層の支持を集める。メガソーラー問題を含む「環境・景観対策」を要点とする層からの支持も厚い。地元の乙事をまとめ、境地区でも浸透。有権者数が多い富士見区や富里もやや優勢で、相手地盤の西山地域の一部も取り込む。

名取氏は、40歳代や60歳代を中心に支持を集める。「実績・経験」や「人柄」、経済対策を含めた「新型コロナ対応」を重視する層の支持を獲得。地元・木之間を中心に地盤の西山地域で優位な戦いを進め、立沢でも一定の支持を集める。高齢者や女性票の取り込みにはやや苦戦する。

出口調査では優先して取り組んでほしい町政課題も尋ねている。それによると、「医療・福祉」を挙げた人が23.8%と最も多く、「新型コロナ対応」21.8%、「教育・子育て支援」「環境・景観対策」13.8%と続く。投票の際に重視した点は「公約・政策」が33.7%を占め、「実績・経験」27.2%、「人柄」18.8%の順となっている。

期日前投票は7日まで町役場で行われ、5日午後8時までの投票者数は890人。選挙戦となった2013年の町長選の同時期(370人)を大きく上回っている。本社は5日夜までの調査で261人から回答を得た。

おすすめ情報

PAGE TOP