非核の誓い新た 広島原爆の日に伊那で式典

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「平和の塔」へ献花する参列者

被爆から76年となった広島原爆の日の6日、第35回伊那市民平和祈念式典が同市山寺の丸山公園で開かれた。市民有志でつくる「非核平和都市宣言をさらにすすめる伊那市民の会」主催。約50人が参列し、原爆で亡くなった人たちの冥福を祈り、核兵器のない平和な世界の実現に向けて誓いを新たにした。

同会の建石繁明運営委員長(86)はあいさつで「核兵器と人類が共存できないのは自明の理だ」と強調した上で、日本政府に対して今年1月に発効した核兵器禁止条約への参加を強く求め、「われわれの力で何としても核兵器のない平和な社会を実現していきたい」と訴えた。

原爆投下時刻の午前8時15分、防災行政無線のサイレンに合わせて全員で黙とう。「原爆の火」がともる「平和の塔」に一人ひとり献花し、静かに手を合わせて原爆犠牲者の冥福を祈った。白鳥孝市長はメッセージを寄せ、同条約の発効を「歴史的な一歩」と指摘し、「世界が非核平和に向けて進むことを願っている」と呼び掛けた。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、例年行っている平和映画会と平和灯ろう流しは昨年に続いて中止し、式典のみ開催した。

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