岡谷市内小中生 家に通信機器「ある」9割超

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岡谷市教育委員会は6日、市内小中学校の児童生徒の家庭内インターネット環境を把握する調査の結果を公表した。昨年に続き2回目。自宅にパソコンや携帯端末、タブレット端末などの通信可能機器を持つ家庭の割合が前年比0・3%増の・3%、通信環境に「通信制限なし」と答えた割合が同6・1%増の95・8%に上り、市教委はコロナ禍の外出自粛が一因となり「家庭内で環境を整えるニーズが高まったのでは」とみている。

市は国の「GIGAスクール構想」に沿い、昨年度、全小中学校で1人1台端末の配備を終え、今年度から授業での活用を進めている。市教委では学校が長期休校となった場合や長期欠席者の学習環境を維持する目的で、遠隔授業や学習支援ソフトを使った自宅学習の実施を想定。学校配備のタブレット端末やポケットWi│Fiの貸し出しについて、検討を続けている。

調査は6月、学校を通じて児童生徒3428人の家庭を対象にアンケートを実施。家庭の通信環境や機器の有無などを問う6項目を質問し、97・4%から回答を得た。

調査結果によると、使える通信可能な機器を持つ家庭の割合は小学校94・3%、中学校97・1%。このうち、子ども専用の機器があると答えた家庭は45・1%とほぼ横ばいで、中学生の家庭に限っては増えている。

一方、通信環境がない家庭が2・1%、通信可能な機器がスマートフォンしかない家庭が15・1%、PCにカメラ機能がない家庭が35・4%に上ることも分かり、緊急時に遠隔学習などを行う場合はタブレット端末やポケットWi―Fiを貸し出すなど「対応を検討する必要がある」(市教委教育総務課)。

また児童生徒がネットに接続した状態で学習する際、その様子を保護者ら大人が見守ることができるかを問う項目を新設。「できない」と答えた割合がわずかに半分を上回り、大人が見守れない家庭の児童生徒は遠隔授業実施時も学校で授業を受けさせるケースを考える必要性も示した。

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