「天下の糸平」偉業紹介 駒ケ根で特別展

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田中平八の生涯と偉業にスポットを当てた特別展=駒ケ根シルクミュージアム

駒ケ根市東伊那の駒ケ根シルクミュージアムで7日、特別展「天下の糸平と呼ばれた男、田中平八」が始まった。幕末から明治期にかけて生糸商や両替商として一代で財を成した旧赤須村(現駒ケ根市)出身の実業家、田中平八(1834~84年)の生涯と偉業をパネルなどで紹介している。9月5日まで。

日本経済の発展に影響を与えた郷土の実業家に、地域資源として光を当てる「糸平フェスティバル」の一環。平八に関する特別展は昨年夏に続く2回目で、今展示では平八の生涯や功績、渋沢栄一など近代日本を代表する経済人や政治家との交流に焦点を当てている。

展示では平八の生涯や人脈図などをパネルで紹介しているほか、平八が眠る墓の写真や生前着ていたとされるはかま、生家の藤島家から寄託を受けた直筆の手紙、短剣などが並ぶ。平八の幼名「釜吉」の由来となった産湯に使った釜を初公開している。

中垣雅雄館長は「『糸平』はあの渋沢栄一をして無学の偉人と言わしめた人。活躍の多くが東京や横浜だったため、駒ケ根では詳しく知らない人も多い。この機会に郷土にこんな偉人がいたんだと、『糸平』について知ってほしい」と来場を呼び掛けている。

入館料は一般(高校生以上)300円。小中学生100円。上伊那地域の小中高生は無料。午前9時~午後5時(最終受け付け同4時30分)。水曜日休館。問い合わせは同館(電話0265・82・8381)へ。

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