合唱「御山出し」へ 伊那東部中生が建て御柱

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伊那市の東部中学校で柱を建てる3年3組の生徒ら

伊那市の東部中学校で柱を建てる3年3組の生徒ら

伊那市東部中学校3年3組の生徒33人は16日、同校で”建て御柱”を行った。11月の校内合唱コンクールで披露する御柱祭をテーマにした合唱「御山出し」の世界観をつかもうと、6月下旬から「御柱祭」を体験。モミ材の見立てや曳行などを行ってきた。集大成の建て御柱をやり遂げ、合唱に向けて団結力をさらに高めた。

「御山出し」は難易度の高いアカペラ曲。7月ごろから練習を始め、曲中にある木やりの部分は諏訪地方の木やり衆から教わった。コンクールで優秀賞を獲得するために表現力を高めようと、山林を所有する保護者から譲り受けたモミ材(長さ約10メートル、最大直径28センチ)で御柱祭を体験した。

8月の曳行では同市手良の山林近くから、柱1本を約8キロ曳行。9月初めには、同市西春近諏訪形の諏訪神社御柱祭を見学し、実行委員から安全な建て方を教わった。

建て御柱では、建設会社に勤める保護者の協力で重機を使って玄関近くに穴を掘り、ロープでつり下げて柱を建てた状態に。柱の周囲に30~50センチ大の石を並べて土台を作り、土をかぶせた。真っすぐに建ち上がったのを確認し、生徒は「御山出し」を歌い、建て御柱を祝った。

女子生徒は「地元に御柱祭がなく、人生で体験できないことができて良かった。やってみると思ったより楽しく、達成感があった」と話した。

3組は次の御柱祭が行われる6年後に集まり、柱を横たえる予定。

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