県のコロナ感染警戒 諏訪圏域レベル5に

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諏訪圏域のレベル引き上げについて会見で発表する阿部知事

県は13日、諏訪圏域の新型コロナウイルス感染症の感染警戒レベルを「5」(特別警報2)に引き上げた。同圏域は12日まで1週間の新感染者が10万人当たり22・67人となり、レベル5の基準(同20人)を上回った。市町村によって新規感染者数にばらつきはあるが、圏域内のレベルを一律で上げ、全市町村の酒類を提供する飲食店へ営業時間短縮などを要請する。阿部守一知事は同日の会見で「生活圏が一体であることを勘案した」と理由を説明した。

感染警戒レベルは県が独自に6段階で設定。県内でレベル5となっているのは諏訪、上田の2圏域と小諸市、佐久市、軽井沢町、御代田町、立科町、松本市、塩尻市、安曇野市の8自治体。レベル4(特別警報1)は佐久、松本、長野、北信に同日引き上げた南信州圏域を加えて5圏域となった。ほか3圏域はレベル3となっている。

諏訪圏域の新規感染者数は人口10万人当たりで5日(届け出受理日ベース)に直近1週間19・06人とレベル5の基準に迫り、7日に20・61人で基準を超過。その後も20人を境に前後し続け、県は「社会経済活動への制限も出てくるため」として慎重に増減の傾向などを見ていたが、13日、「感染経路不明者から家族や職場の同僚に感染が拡大する事例が後を絶たない」として引き上げを決めた。

県は12日まで1週間の諏訪圏域で感染経路不明が16・2%を占めると公表した。考えられる感染経路で最も多いのは「同居者間」で35・1%、次いで「県外」21・6%、「職場」16・2%となっており、県外との往来による感染をきっかけに家庭内や職場内で広がる例があることもうかがえる。

阿部知事は13日の会見で、直近1週間で県外との往来が経路と考えられる感染が全県で66例あり、このうち20例が帰省によるものだったと明らかにした。県外との往来が増えるお盆の時期を迎え「人と接触する機会は少なくしてもらいたい。県外との往来の感染もできるだけ控えて」と呼び掛けた。

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