岡谷市川岸の住宅に土砂 3人心肺停止

LINEで送る
Pocket

岡谷市のJR川岸駅近くの県道下諏訪辰野線に流れ込んだ土砂=15日午前9時すぎ

15日午前5時26分、岡谷市川岸東の住宅に土砂が流れ込んだと市消防団員から諏訪広域消防本部に通報があった。市によると家にいた5人が巻き込まれ、うち3人が病院に搬送されたが心肺停止の状態。2人が軽傷を負った。現場はJR川岸駅前の県道下諏訪辰野線沿い。

市によると、心肺停止状態は40代女性、10代男性、10歳未満男性の3人。40代と10代の男性が軽いけがをしている。当時家には8人がいたといい、裏山が崩れて土砂が流入し、住宅の2階を直撃。近隣住民などによると住宅は普段使われておらず、8人は辰野町に住んでいるという。近隣の住民にけがはなかった。

近所に住む男性(43)によると、午前5時すぎごろ、雷鳴のような大きな音が聞こえ、2階から外を見ると道路に泥水がゆっくり流れ込んでいたという。外に出ると、年配女性の「中で埋まっている」という叫び声が聞こえ、住宅の2階からは「助けて」という男性の大きな声が聞こえた。

近隣住民が集まり、知らせを聞いた警戒中の市消防団が119番通報。駆け付けた諏訪広域消防本部特別救助隊と消防団員らが午前5時50分ごろ、家の中にいた5人を救出した。近所の男性は「雨がずっと降り続いて不安だったが、まさか崩れるとは思わなかった」と話した。

長野地方気象台によると、諏訪では13日午後6時の降り始めから15日午前9時までに280ミリの雨が降り、8月の観測史上最大を更新。15日午前4時には1時間に29ミリの激しい雨を記録し、各地で土石流やがけ崩れ、浸水被害などが数多く発生した。

おすすめ情報

PAGE TOP