下諏訪産のリンゴ原料 シードルが完成

LINEで送る
Pocket

下諏訪産リンゴを使ったシードルの完成をPRする四王農家組合の関係者

下諏訪町四王地区の農家9戸でつくる四王農家組合(林良一組合長)が企画し、県内の醸造元に依頼して製造した、町内産リンゴを原料にしたシードル(発泡果実酒)が完成した。

同町はかつてリンゴの産地だったが、年々リンゴを栽培する果樹園が減少。こうした状況から、同組合ではリンゴの新しい需要を掘り起こすとともに、町の地域振興、農業振興に結び付けようとシードルの製造を計画。昨年度から組合内の果樹部会を中心に取り組みを開始した。

原料は会員の農園で昨年収穫したサンフジ約40キロ。シードルに適したリンゴを収穫するため、糖度が高くなるまで収穫期を遅らせるなど工夫。収穫したリンゴはしばらく貯蔵庫で保管した後、今年1月に醸造を依頼する中野市のたかやしろファームに持ち込んだという。

同ファームで3カ月以上かけて醸造されたシードルはアルコール度数8%で、甘口と辛口合わせて24本(1本720ミリリットル)。提供する飲食店でオリジナルラベルが貼れるよう表ラベルは取り外しできる首飾り(ボトルネック)式とし、製造元や販売元などを記した裏ラベルを貼るのみとした。ラベルは会員がデザイン。また高級感のあるコルク栓を採用している。

今年は一般販売するほどの量を確保できなかったが、来年は100本以上を目標に製造し、町内の飲食店での提供や観光施設などでの一般販売も行う計画だという。

林組合長は「町の活性化に結び付けたいと昨年度から取り組みを始めた。今後、さらに認知度を高め、町内全域に活動の輪を広げ、将来的にはふるさと納税の返礼品のひと品に加えてもらえれば」と話している。

おすすめ情報

PAGE TOP