災害時支援マップを作製 辰野町商工会

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派遣可能な重機や人員などを図上に落とし込んだ辰野町商工会の災害時支援マップ

辰野町商工会は、会員事業所が災害時に従業員や重機を派遣して支援活動を行うための「災害時支援マップ」を作製した。建設業部会による初の取り組みで、協力事業所を募って保有する重機や人員、連絡先などの情報をまとめ、図上に落とし込んである。災害時には担当者が地元区や住民から直接連絡を受け、無償で人命救助やライフラインの復旧を担う。今月末までに、町を通じて各区や公共施設、学校などへ配布する。

町内全域に会員事業所があるメリットを生かして、災害時の迅速な対応で地域貢献する仕組みをつくろうと企画。建築のほか木材や設備などの計30社が協力してマップを作った。行政の体制が整うまでの住民の安全確保のほか、道路をふさぐ土砂や倒木の撤去、電気、水道の復旧などの支援内容を想定する。

マップはA4判見開き4ページのカラー刷りで、300部作製。表面の地図に各事業所の位置を示し、派遣可能なダンプやバックホー、高所作業車といった重機の種類をイラストで明記した。見開きの中面には対応できる人数、地区、担当者の連絡先を掲載した。

同商工会の檀原隆宣会長は「数年かけて頻発する自然災害に対応する支援策を練った。住民の安心安全へ少しでも力になれれば」と話す。建設業部会の後藤仁太郎部会長は「もしもの時は、建築や設備のプロが電話一本で駆け付ける。協力を惜しまず復旧の役に立ちたい」としている。

災害支援マップについての問い合わせは同商工会(電話0266・41・0258)へ。

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