諏訪の観光の未来見つめる 市と団体がWS

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発言の内容を書き出しながら、観光の将来像について意見を交わす参加者たち

諏訪市は20日、今年度策定する「観光グランドデザイン」に反映するため、観光関係団体とのワークショップを市駅前交流テラスすわっチャオで開いた。歴史や文化、スポーツや福祉、産業など17団体から23人が参加。市の若手職員がまとめた「たたき台」を踏まえ、諏訪市の観光の将来像について意見を出し合った。

同デザインは市全体の観光将来構想で、金子ゆかり市長のマニフェストに基づいて初めて策定する。市によると、同市では観光客、観光消費額ともに減少しており、観光客の約9割は日帰り客で「通過型の観光地」になっている。宿泊客は花火がある夏のみに集中し、通年誘客や長期滞在、若者や女性への浸透が課題という。

たたき台は、10年後に目指す姿を「SUWAらしいがあふれる観光地~自然・伝統文化・人が根付く、オンリーワンの場所へ」とし、基本方針に①地域資源の活用②戦略的プロモーションの強化③官民連携・広域連携④郷土愛とおもてなしの磨き上げ―を掲げた。市民と共有するための観光地の未来図(イラスト)も作る考え。

ワークショップは、発言の内容をイラストや文字で表現する「グラフィックレコーディング」という手法を使い、6グループに分かれて▽今、諏訪で楽しんでいること▽もっと楽しくなる方法▽団体としてできること―など5項目について意見を出し合った。参加者からは若者や市民の視点を求める声があった。

27日には観光事業者・団体向けのワークショップも行う。10月上旬に市民説明会を開く計画だ。市は「観光資源を整理、共有し、観光に関わる全ての人が同じ方向を向いて観光振興に取り組めるようなグランドデザインを策定したい」と話している。

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