絵本「ねずみくん」企画展 イルフ童画館

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幅広い年代に愛される絵本「ねずみくん」シリーズの原画などを並べた展覧会

岡谷市中央町のイルフ童画館で21日から、企画展「誕生45周年記念 ねずみくんのチョッキ展 なかえよしを・上野紀子の世界」が始まった。絵本「ねずみくん」シリーズで知られる作家なかえよしをさん、画家上野紀子さん(2019年死去)夫婦の絵本原画やスケッチ、油彩画など約180点を展示している。10月18日まで。

なかえさん作、上野さん作画の絵本「ねずみくんのチョッキ」は1974年に刊行し、シリーズ全37作の累計が450万部を超えるロングセラー作品。展示は同作誕生45周年を記念した初の大規模展覧会。昨春からの新型コロナウイルス感染拡大の影響で一部延期となっていたが、昨年9月の横浜会場から始まり、全国5カ所で開かれてきた。

会場では「ねずみくん」シリーズの絵本原画を物語に沿って展示。動物たちの心温まる世界を鉛筆で描いたモノクロの絵にシンプルな色を添えて表現した原画が並ぶ。別室には上野さんの仕事場を再現したコーナーを設置。上野さんが手掛けた太平洋戦争の悲惨さを伝え、小学校の教科書にも掲載された絵本「ちいちゃんのかげおくり」(あまんきみこ作)の挿絵なども展示している。

この他、絵本の名場面を再現したフォトコーナーやクイズなども用意。来場した小学生以下の子どもには、紙で作ったねずみくんの耳とチョッキをプレゼントする(チョッキは毎日数量限定)。同館は「幅広い世代に愛されている作品を見て、ぜひ温かい気持ちになってほしい」と来場を呼び掛けている。

開館時間は午前9時~午後6時。水曜休館。入館料は一般510円、中高生310円、小学生160円。問い合わせは同館(電話0266・24・3319)へ。

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