五輪効果でアーチェリー注目 宮原さんが教室

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富士見町の子ども向けアーチェリー教室で腕を磨く地元の小中学生。五輪効果で注目度が高まっている=21日、同町富里

東京オリンピックで日本勢が活躍したアーチェリー。富士見町在住の競技者、宮原雅さん(37)が町内で開いている子ども向け教室への問い合わせも、五輪効果でじわりと増えている。男子個人、団体で銅メダルを獲得した古川高晴選手(37)とは同期。宮原さんの妻で競技者の明日香さん(32)も、近畿大時代に洋弓部コーチの古川選手の指導を受けた。ともに裾野の広がりを期待している。

上田西高でアーチェリーを始め、名城大時代には世界学生選手権・個人の部で6位入賞を果たした宮原さん。広州アジア大会には古川選手とともに出場した。「重圧のかかる自国開催の五輪で二つのメダルは想像できない。尊敬する選手です」と話す。

諏訪地域の競技人口を増やしたいと、4月から毎週土曜日に子ども向け教室を開いている。五輪後、近隣の茅野市や諏訪市などからも問い合わせが入るように。「大々的に取り上げられる五輪はやはり特別。日本勢が結果を出してくれて(普及に)弾みが付くと思う」と期待する。

同町富里の竹内新聞店敷地内にあるアーチェリー場。21日、小中学生は5~7メートル先の的の中心を狙い、保育園児は風船割りでアーチェリーの楽しさを知った。4月から通い続ける富士見中1年の生徒(13)は「メダル獲得はすごい。少なくとも中学3年間は続けたい」。富士見小4年の児童(9)は、五輪などの舞台では的までの距離が70メートルあると知って驚きの表情。「僕もいつかは、遠く離れた的の真ん中を射抜いてみたい」と目を輝かせた。

多くの五輪代表を輩出する名門・近畿大で競技に打ち込んだ明日香さん。日本女子のエース早川漣選手とは大会で競った。アテネ、ロンドン五輪でも日本勢がメダルを獲得したが、「日本はさらに強くなっている」と断言。「屋外で接触を伴わない」と、コロナ下でも安心してできる競技の一つと強調する。

進学した高校に弓道部がなかったため、アーチェリー部に入ったという古川選手。宮原さんによると、長野県内の高校は弓道は盛んだが、アーチェリー部は東北信に数えるほどしかない。「中南信にも部ができてほしい」。競技者としてのもう一つの願いだ。

子ども向け教室の問い合わせは宮原さん(電話070・9006・5033)へ。

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