大山祇社奉納相撲 モザイクアートで代替

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立沢青年団が取組の代わりに相撲関連の作品を奉納。モザイクアートやイラスト作品約50点が大山祇社の社殿に飾られている=富士見町立沢

富士見町立沢の若者でつくる立沢青年団は、区内の大山祇社に相撲に関連する作品を奉納した。例年だと境内の土俵で白熱した取組を繰り広げるが、新型コロナの影響で2年連続で断念。長い歴史がある奉納相撲を途絶えさせたくないとの思いから、力士のイラスト作品などを代わりに奉納して、コロナ退散や地域の平安を願うことにした。約3000枚の写真で描いたモザイクアートが氏子の目を引いている。

かつて奉納相撲を行わなかった年に地域で災害が起きたことから、「決して欠かすことのできない祭事」と矢沢諒平団長。昨年は団員たちが紙相撲(とんとん相撲)を境内で行ったが、今年は団員同士の接触を減らすため、作品の奉納に切り替えた。

モザイクアートはパソコンで制作。過去の団活動や盆踊り、演芸会などの催しの写真を組み合わせて、3年前の奉納相撲の一場面を描いた。横1.2メートル、縦0.9メートルの大作も奉納。イラスト作品はOBやOG、その家族などから約50点が集まり、中には東京五輪の開会式で話題になったピクトグラムの相撲もある。

「祭りの雰囲気だけは楽しんでほしい」と、境内にやぐらを組んで名入りちょうちんを飾り、例年通りに土俵をこしらえた団員たち。矢沢団長は「コロナが早く終息し、災害のない年になってくれたらうれしい」と話している。

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