駒ケ岳遭難事故の慰霊祭 箕輪中部小

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手を合わせて犠牲者の冥福を祈る箕輪中部小の児童たち

箕輪町箕輪中部小学校(原浩範校長、児童598人)は26日朝、子どもら11人が犠牲になった1913(大正2)年8月26日の中央アルプス駒ケ岳遭難事故の慰霊祭を行った。児童会が昇降口前の慰霊碑に献花。登校する児童一人ひとりが慰霊碑に向かって手を合わせ、犠牲者を思うとともに命の大切さを考えた。

駒ケ岳遭難事故は、同校前身の中箕輪尋常高等小学校の生徒や教員ら11人が悪天候に見舞われて犠牲になった。諏訪市出身の小説家、新田次郎の小説「聖職の碑」の題材にもなっている。慰霊祭は児童会主催で、毎年遭難事故が発生した8月26日に合わせ登校時に行っている。

例年は児童たちが自宅から持ち寄った花を慰霊碑に供えているが、昨年から新型コロナウイルス対策で児童会が代表して献花。児童らは「密」にならないよう慰霊碑から少し離れた位置から合掌し、冥福を祈った。児童会長(11)は「事故の事実を胸に刻み、命の大切さを学ぶ機会にしたい」と話していた。

同校では、やはり同校の前身となる中箕輪国民学校の児童5人が高波で犠牲になった42(昭和17)年9月13日の新潟県直江津遭難事故の慰霊祭も毎年実施。25日は両事故に関するる全校集会「命の大切さを考え集会」をオンラインで開いた。

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