開校当時の眺め再び 下諏訪社中支障木を伐採

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窓越しに諏訪湖を一望する眺めが戻った教室からの景色

40年前の開校当時の教室からの眺めを再び-。下諏訪町星が丘の高台にある下諏訪社中学校(小野英幸校長)は、諏訪湖を一望するかつての教室からの眺めを取り戻そうと、学校南側の敷地内で大きくなった木々を伐採している。すでに景観を邪魔していた大きな支障木はほぼ伐採が完了し、眼下に広がる雄大な光景が戻ってきた。

1982(昭和57)年に開校した社中は今年創立40周年。開校当時、学校周辺に高い木はなく、諏訪湖を一望できる眺めの良さから、誰が呼んだか「望湖台」と言われてきたという。

同校によると、現在敷地内にあるツツジや桜などは植樹したものだが、松は植樹した記録はなく、実生で増えたと考えられるという。松の木は数十本にもなり、近年は高さ20メートル近くにまで成長し、眺めを阻害する支障木になっていた。

教室からの眺めを阻害していた松の伐採作業

現在通う生徒の親の中には同校の卒業生もおり、教室からの眺めを思い出の一コマにしているPTA役員も多いことから、「自分の子どもたちにも素晴らしい眺めを」と支障木の伐採を計画。町の補助や学校予算などをやりくりし、40周年記念事業とも絡めて2019~21年度にかけて松など約40本を伐採した。

伐採が進むにつれ、2、3階の窓からは再び諏訪湖が望めるようになり、生徒たちもはっきりと変化を感じている様子。小野校長は「伐採は親世代になっている開校当時の卒業生の願いから始まった。卒業生も喜んでくれると思う」と話している。

40周年記念式典は、10月2日の絆祭(文化祭)で行う予定。

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