聖火リレーイベントでダンス 諏訪の竹内さん

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東京五輪聖火リレーで各地で行われたイベント「セレブレーション」で、NTTチームのメンバーとしてダンスパフォーマンスを披露した竹内啓明さん(左)=5月、沖縄県

今年3月から7月にかけて全国を回った東京五輪の聖火リレーで、各日のゴール地点で聖火を迎えたイベント「セレブレーション」に、諏訪市赤羽根のプロダンサー竹内啓明さん(33)がNTTチームの一員として参加し、各地でダンスパフォーマンスを披露した。「二度とないことだと思うので、濃い思い出になると思う」-。東京五輪が幕を閉じた今、聖火リレーに関わった思いを改めて振り返っている。

竹内さんは、同市沖田町に本部を置くダンススクール「スタジオ・ビーチハウス」の松本スタジオ(松本市)チーフで、有名アーティストのバックダンサーとしても活躍してきた。NTTチームへは、当初は昨年予定されていた聖火リレーに向けて一昨年に行われたオーディションに合格し、10人のメンバーの一人に選ばれた。練習を重ねて準備してきたところ今年に延期となり、再度声が掛かって参加することになった。

チームは5人ずつの2チームに分かれて各地を巡った。竹内さんのチームは県内のイベントには参加できなかったが、福島県を振り出しに北は岩手、宮城県から南は沖縄、鹿児島県まで約40カ所を回り、特設ステージで15分間のパフォーマンスを展開した。

新型コロナウイルス感染拡大に複雑な思いも抱きながら、「感染防止対策もしていたので、自信を持ってやり切ろうと。回る所が多くて大変だったが、毎回全力でできた。五輪に関われているんだと実感した」。コロナ禍の中で発表の場が減っているといい、「人前でパフォーマンスさせていただけることが貴重になってしまっているので、ありがたかった」と語る。

五輪開会式で聖火がともった時は感動したという。選手の健闘をたたえ、「自分もダンスをやっていて、何かに向けて頑張る人の気持ちは少しだけかもしれないが分かるつもり。頑張ってきたものを出せて良かったと思う」と話している。

子どもたちの指導にも当たる竹内さん。今回の経験を「ダンスを仕事にする子が少しでも出てくれるように、みんなに伝えていけたら」と、今後のダンス人生に生かしていくつもりだ。

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