辰野の三輪神社 斧入れ・伐採の式

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伐採を終えた一之柱を囲み、万歳をして喜ぶ三輪神社の氏子たち

来年4月の辰野町の三輪神社御柱祭に向け、御用材を切り倒す「斧入れ・伐採の式」が4日、同町の林道王城枝垂栗線沿いの山林であった。新型コロナウイルス感染防止で人数を絞り、神職や氏子の代表者ら約40人が参加。モミの巨木4本を無事に伐採して、喜びを分かち合った。

7月の本見立ててで決定した御用材を、一之柱から順に伐採。神事に続き、伐採責任者の杣長、神社総代、御柱青年会の役員が、「よいしょ」の掛け声に合わせて神斧を木の根元に当てていった。

専門業者がチェーンソーで御用材を切り倒すと、地響きを立てながら山の斜面に横たわった。氏子たちは感染症対策で木やりやラッパ演奏を見合わせた代わりに、御用材を囲んで万歳や拍手で祝った。

朝からあいにくの雨に見舞われたが、氏子たちは「おらが柱」を得て晴れやかな表情。杣長の望月栄さん(68)は「安全にうまく倒れてくれて安心した。コロナを吹き飛ばすような気合いで、本祭に臨みたい」と話していた。

御用材は伐採後、重機で運び出して近くの丸山球場の脇へ仮安置した。来年3月に山出しを行う。

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