狼煙リレー来月30日 重要地点上原城を学ぶ

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上原城跡の金毘羅神社前からの眺望を確認する関係者

下伊那郡の県境から伊那谷、諏訪地域を経て甲府までをのろしで結ぶ10月30日開催の第14回武田信玄狼煙(のろし)リレーで、武田信玄狼煙会諏訪支部(秋山大一代表)は5日、勉強会「狼煙場巡り」を茅野市上原の上原城跡で行った。関係者25人が参加し、狼煙場の歴史に理解を深めた。

上原城は諏訪総領家が本拠とした山城。戦国時代の1542(天文11)年に武田晴信(信玄)と高遠頼継に攻められて滅ぼされた後、武田方の諏訪統治の拠点となった。情報伝達の手段としてのろしを巧みに活用した信玄は南信地方だけでなく、東信地方からののろしも同城を経由させた。

勉強会では諏訪氏の館跡や同城の主郭跡などを見学。主郭跡の下に建つ金毘羅神社前からは樹木に囲まれつつも茅野市ちの、宮川、諏訪市四賀、中洲などが眼下に見られた。戦国時代の同城の推定図からは山梨方面、杖突峠、諏訪湖が一望できる眺望を想像でき、秋山代表(62)は「上原城は武田、高遠の大軍が攻め入ってくる様子がひと目で分かる場所。諏訪家の人たちは恐ろしかったことだろう」などと伝えていた。

参加者の一人でのろしリレー当日は諏訪市の大見山を担当する河西邦彦さん(79)=諏訪市小和田=は「大変勉強になった。歴史的にも狼煙リレーでも上原城跡は重要な場所。リレー当日は晴れて確実にのろしをつなげたい」と話していた。

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