「信州伊那栗」収穫が最盛期 飯島町内

LINEで送る
Pocket

収穫されて持ち込まれた栗を丁寧に選果=7日午前、月誉平栗の里の選果場

飯島町を中心に生産する甘くて香り豊かなブランド栗「信州伊那栗」の収穫が、例年よりも早く最盛期を迎えた。「北の小布施、南の飯島」を目標にクリの一大産地化を目指す同町で、栽培が始まって17年目。今月初めに始まった出荷は10月中旬まで続き、秋を味わう菓子の原材料に用いられる。

信州伊那栗として栽培される品種は、わせ種の「丹沢」と晩生種の「筑波」。栽培総面積は約30ヘクタールで、同町を主体に駒ケ根市、中川村などの個人・団体約70農家が生産を手掛けている。

収穫したクリは飯島町内4カ所で選果し、大きさや品質をチェック。厳しい基準をクリアしたものだけを同町七久保の和洋菓子製造「信州里の菓工房」に出荷し、モンブランや栗きんとんなどに加工される。今年は昨年を5トン上回る60トンを収穫目標に掲げるが、JA上伊那の担当者によると、長雨の影響なども出ているという。

同町田切の生産者らでつくる一般社団法人「月誉平栗の里」でも、作業が本格化。いが対策が施された特殊な手袋を着用し、熟して落下したクリから実を一つ一つ丁寧に拾い集め、選果作業を行った。

同法人は月誉平と呼ばれる一帯などでクリを7ヘクタール生産。酸性で保水力がある恵まれた土壌で昨年は過去最高の15トンを収穫した。「実の割れなどもみられるが、玉伸びはいい」と城田多加雄代表理事会長(72)。昨年を上回る16トンの収穫を期待している。

おすすめ情報

PAGE TOP