注連掛改修工事が完了 下諏訪の現地で竣工祭

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注連掛改修工事の完成を祝った竣工祭

諏訪大社が進めてきた下諏訪町東町上の注連掛改修工事が完了し、竣工祭が8日、現地で行われた。注連掛は諏訪大社下社御柱祭で木落としを終えた8本の御柱を里曳きまで安置する場所。改修では整地や曳き上げ口の拡幅、公衆トイレ設置などの工事が行われ、参列した関係者ら約30人が、来年の御柱祭を前に整備の完了を喜んだ。

前回御柱祭で注連掛南側(曳き出し口側)ののり面上部が削られ、注連掛祭を行うスペースが狭くなったことや、トイレの修繕、観光客らの安全な移動対策が必要なことなどが改修の背景にあったという。2019年から改修工事内容の検討に入り、用地取得などの手続きを終え、昨年10月に着工した。

改修では、御柱を曳き上げやすいよう、曳き上げ口の復員を3.5メートルから7.5メートルに拡幅。前回御柱祭で削られた曳き出し口側の斜面上には盛り土を行い、敷地内を整地。国道142号に面した西側には氏子や観光客が安全に移動するための常設階段を設置した。また曳き入れた8本の柱を安置する位置を定めた目印も地面に埋め込んだ。

さらに壊れていたトイレを撤去し、新たに水洗式の公衆トイレ(延べ床面積約25平方メートル)を建設。男性用は小便器2基と大便器1基、女性用は大便器2基を整備。中山道歩きの人や観光客らも使えるようにすることから、トイレ管理は町が行い、冬期間(11~3月)は施設維持のため閉鎖する。

北島和孝宮司は「氏子が使ってみて、問題があればさらに改修を行う。注連掛はまだまだ成長していく」と話した。宮坂徹町長は「近年、街道歩きをする人が増えており、中山道歩きの経由地としても期待したい」と話していた。

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