遺骨の「粉骨」サービス開始 太田屋

LINEで送る
Pocket

真空包装し、省スペースで保管供養できる粉骨の見本

総合葬祭事業の太田屋(本社諏訪市、太田博久社長)は、火葬後の遺骨を微粉末にする「粉骨」のサービスを新たに始めた。少子化に伴って増加する墓じまいや合葬墓の需要や、墓に埋葬しない自宅供養や海洋散骨など供養方法の多様化に対応。納骨スペースが4分の1になり、長期間衛生的に保管できるなどの利点があるという。

粉骨は静岡県内の葬祭業者と提携。遺骨をパウダー化して真空包装する一般コース(税込み3万3000円前後)をはじめ、焼骨時に付着の可能性があるという金属六価クロムの還元、滅菌乾燥を施すコース、海洋散骨の代行など各種用意した。墓じまいや改葬で遺骨を移す作業と併せての施工や、ペットの遺骨も請け負う。

太田社長によると、少子化、核家族化が進んだ近年、慣習にこだわらない供養の仕方に関心が向いているという。新型コロナウイルスの感染拡大で 家族葬が主となって以降その傾向は強まり、「遺骨を自宅に置いたり、一部をペンダントに入れてお守りにしたりする人もいる」。

粉骨することで長期間の保管が容易となり「供養の方法をじっくりと考える時間が得られるし、供養の仕方も選択の幅が広がる」と太田社長。「故人、ご遺族の思いをくんだご供養のお手伝いができれば」とする。

サービスの導入に合わせて自宅供養用の保管箱や用具を紹介するコーナーを同社岡谷本町店、諏訪インター店内に設け、安置場所の省スペース化が必要な合葬墓を有する行政や寺院などにも提案していく考えだ。

おすすめ情報

PAGE TOP