2016年09月20日付

LINEで送る
Pocket

諏訪市民が感じている行政施策の満足度最下位は「都市基盤整備」。続いて「にぎわいある商業地」となった。市が市民3000人を抽出して実施した「満足度調査」の結果だ。設問そのものが抽象的だが、市政課題が反映されていると感じる▼調査は、市の取り組む施策に対する「満足度」と「重要度」について、5段階評価の該当欄に〇をする方式。福祉や教育、生活基盤など多岐にわたり、設問は51問ある。相当市政に詳しくなければ、施策そのものをイメージするのも大変である▼自由記入欄には、延べ817件の記述があったという。市がホームページで公開しているすべての記述にざっとに目を通してみると内容は多種多彩。市民の切実な訴えから、傾聴に値するであろう要望もある。一方で、匿名を隠れ蓑に、ここぞとばかりに言いたい放題の無責任な書き込みも見られた▼この調査の回答には、かなりの時間を要する。それが不満が募る一因ではないかとも思う。数年前回答を寄せた筆者も、最後は直感的なひらめきで決めた項目も少なくなかった。今回の自由記入欄には「調査表が長い。見づらい。わかりにくい」「質問の仕方をもう少し工夫してほしい」といった意見もあった▼貴重な市民の意見や提言をどう市政運営に反映させていくのか。なんとなく停滞感が漂う諏訪市。市民は、従来にはない施策を求めているのではないだろうか。

おすすめ情報

PAGE TOP