鉄道ジオラマコンテスト東京 向山さん入賞

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「諏訪よいてこ」の様子を表現したジオラマ作品で鉄道模型コンテスト入賞を果たした向山さん

鉄道模型を使ったジオラマ作りが趣味の向山尚樹さん(46)=諏訪市中洲=が、8月に都内で行われた鉄道模型の作品コンテスト「T―TRAKジオラマコンテスト東京大会」に諏訪市民まつり「諏訪よいてこ」を再現した作品を出品し、入賞した。新型コロナウイルスの感染防止のため2年連続で中止となった同まつりの来夏の開催を願い作ったジオラマからは、踊り連や見物客が祭りを楽しむ雰囲気が伝わる。

コンテストは8月20、21日に新宿区と福岡市で行われた。同作品を展示した東京会場には全国から約80点が集まった。向山さんは「NOCH賞」(協賛企業賞)に選ばれた。

向山さんはJR上諏訪駅に特急あずさが到着する直前の市中心市街地で祭りが行われている様子を表現した。幅30.8センチ、奥行き35.5センチのジオラマ上に高さ約1センチの人形を約150体置いた。常連の看護専門学校の学生の踊り連は、白いシャツに赤十字のマークを1体ずつ描いた。人形は市販だが、踊りの滑らかな動きを表現するため、手足と胴体を一度切り離し、角度を変えて接着剤でくっつけて色を塗った。見物人のしぐさなども個性たっぷりで名物の大ちょうちんもあり、ボタンを押すとよいてこ音頭が流れる。

3月ごろから作品の構想を練り始め、4月半ばに制作に着手。平日夜間の空き時間を活用して少しずつ製作を進めた。約4カ月で完成した。

コンテスト最終日、出品者が実力者ぞろいだったため受賞は難しいと思いながら搬出作業をしていた向山さんに突然、入賞の結果が知らされた。「まさか私が?」と驚く間もなく壇上に上がり、表彰状を受けた。壇上を降りて初めて「うれしさと信じられないという気持ちで体が震えた」と振り返っていた。

同時開催で高校生対象の大会「鉄道模型コンテスト2021東京大会」も開かれ、茅野市の木落し坂と上川の風景を表現した「諏訪清陵高校鉄道模型同好会」が努力賞に選ばれた。

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