富士見町議会9月定例会 傍聴者2・7倍増

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開会中の富士見町議会9月定例会の傍聴者数が、一般質問までの4日間で延べ113人に達した。過去1年余の定例会本会議(5日間)の傍聴者は延べ57~30人で、平均すると42・4人。最終日21日の本会議を残すが、既に2・7倍の水準だ=グラフ参照。8年ぶりの選挙戦となった町長選を経て、町政に対する意識が高まったほか、今定例会で焦点の一つとなった大規模太陽光発電(メガソーラー)問題への関心の高さを反映している。

議会事務局によると、8、9の両日に行われた一般質問は延べ87人が傍聴した。傍聴席は55席ほどあるが、昨年度から新型コロナ対策で1席ずつ間隔を空けており、着席可能な席はおよそ半数。3氏が太陽光関連の質問を取り上げた8日は満席となり、急きょ後方にパイプいすを並べた。

町議たちも傍聴者の多さに驚く。「過去にも、観光アプリ関連予算やパノラマの審議などで注目を集めた定例会はあったが、これほどの人数は自分の記憶にない」と4期目の織田昭雄氏。

名取重治町長が選挙戦を経て町太陽光条例の見直しを明言し、太陽光発電設備も関わってくる環境保全条例の改正案も提出した今定例会。1期目で副議長の小倉裕子氏は9日の一般質問の冒頭、「傍聴者数の多さは、太陽光発電に対する関心の高さゆえと実感している」と語った。

1期目の牛山基樹氏の一般質問を毎回傍聴している同町落合の女性(36)は「(名取町長は)選挙戦で町民から多くの意見や要望を聞いたと思う。”新生町長”のやる気に満ちた答弁を期待しながら傍聴した」と話した。2期目の川合弘人氏は「多くの町民がこれまで以上に町政に関心を持ち、町のあり方へ意識を高めた。8年ぶりの選挙戦は町にとってプラスだったと確信している」とし、「議会としてもこれまで以上の努力が必要だ」と気を引き締めた。

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