伐採木でスプーン作り 伊那市西箕輪小6年

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なたを使って木製スプーンを作る児童たち=伊那市西箕輪小

伊那市西箕輪小学校6年とち組の児童29人は15日、学校林の伐採木を活用してスプーン作りを始めた。森や地域への愛着を育むとともに、脱プラスチックなどの環境問題に目を向ける狙い。児童たちはのこぎりやなたを使い、ジャム用スプーンに加工。年度内に1人2本ずつの完成を目指す。

活動は昨年、社会科の授業で林業や環境問題について学んだことがきっかけ。総合学習の一環で今年5月から身近な学校林の調査を進め、地域の人も使うマレットゴルフ場付近で倒木の恐れがある枯損木を発見。市に森林整備に関する提案書も送っている。8月31日には児童が力を合わせてヒノキ1本を間伐し、今回の材料にした。

授業では木製品製造の「やまとわ」(同市)の協力で、製作に取り組んだ。子どもたちは事前にスプーンの形やアイデアをまとめたデザイン画を見ながら、角材に鉛筆で下書き。のこぎりを使って下絵の周りに切り込みを入れてから、なたで側面を切り落とした。

丈夫な形にデザインした児童(11)は「大事にして朝食でたくさん使用したい」。環境委員長の児童(11)は「プラスチックの代わりに使うことで地球にも優しいと思う」と話していた。

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