下馬沢川 流路土砂撤去、今週終了へ

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流入した土砂などが撤去されて流路がほぼ確保された下馬沢川

茅野市高部で発生した土石流災害で下馬沢川の流路に流入した土砂撤去は17日をめどに終了する見通しになった。県によると、河川上部にある砂防えん堤3基のうち2基にたまった土砂除去も今週中に終わる予定。

5日の大雨による土石流の流入で土砂や巨石、流木などが詰まった状態になり、下馬沢川は付近の壊れた道路など本来とは別の場所を流れていた。国土交通省の専門家が9日に現地調査した際の助言もあり、河川の土砂撤去や砂防えん堤にたまった土砂の除去を優先して作業してきた。

県諏訪建設事務所によると、土砂を撤去して流路を確保する見通しになったのは護岸や河床を整備した流路工の720メートル区間。ただ、「下馬沢川上部には不安定な土の塊が残されており、今後の降雨によって流出する恐れがある」として警戒を呼び掛けている。今後、県は流路工の壊れた護岸や河床の修繕に向けて復旧方法の検討に入る。恒久対策としての砂防えん堤新設なども検討する考えだ。

一方、高部の県道岡谷茅野線から山側の住宅2軒には15日、住民の要望を受けて市職員10人がボランティアとして入り、泥出しなどを手伝った。市社会福祉協議会は現在、一般ボランティアの受け入れを休止している。県道から山側は危険性もあるため、そうした場所は人数を絞って作業している-としている。

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