コロナを克服する2か月 知事がパッケージ発表

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阿部守一知事は15日の会見で、9月下旬から11月までを「コロナを克服する2か月」と設定し、ワクチン接種の加速化や飲食、宿泊事業の支援強化などの「取組パッケージ」を発表した。新規感染者数は減少傾向にあるものの、人の動きが活発になる年末年始などに大きな感染拡大の波が来ることを想定して備えるとともに、社会経済活動を活性化していく考え。

ワクチン接種については、希望する県民の2回目の接種率を10月末までに80%、11月上旬までに完了する目標を、市町村と共に新たに設定して取り組む。接種証明の活用などでワクチン接種と社会経済活動活性化策を連動させる取り組みについても10月半ばをめどに方向性を示すとした。療養体制については、入院や自宅、宿泊での療養が必要となる人が合わせて1500人超となることも想定し、臨時医療施設の設置も含めて検討する。

コロナ禍の影響を受けている事業者支援として、利用を制限していた信州GoToEatキャンペーン食事券の利用と販売を21日から再開する。加えて、飲食店で利用できるプレミアム付食事券の発行、ブライダル事業者支援の結婚式の割り引きを、それぞれ10月下旬から始める計画で、関連費用約8億8425万円を15日に専決処分した。

宿泊事業者支援では、同居家族を対象としている旅行代金の割引事業について、27日からは県内在住者によるできるだけ少人数の旅行も対象に拡大する。今月実施していた「命と暮らしを救う集中対策期間」や「命を守る1か月」の一環で3~20日の期間に予約した県内の宿泊を延期する旅行者を対象にした割引事業も期間を29日まで延長する。

阿部知事は会見で「ここしばらく(新規感染者が)減少基調だったのが少し下げ止まり、横ばいになりつつある」との現状認識で、今月のシルバーウイークが近づいていることにも危機感を示して県境をまたいだ行動を控えるよう呼び掛けた。さらに、「今から年末年始を迎えるまでが、いろいろな意味で重要な期間。県民と共有して一緒に取り組みを進めていきたい」と述べた。

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