大雨で陥没下諏訪の国道 来年4月めどに復旧

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8月の大雨で陥没し、通行止めが続く国道142号の崩落現場

8月13~15日にかけての大雨で道路が陥没し、通行止めとなっている下諏訪町新町上の国道142号について、県諏訪建設事務所が来年4月上旬をめどに復旧させる方向で調整していることが16日、分かった。10月末までに国の災害査定を受けた後、11月に本工事に着工する方針。復旧時期は来年の令和4年諏訪大社式年造営御柱大祭(御柱祭)を考慮して工程を組んだという。

工法の決定は9月下旬ごろに正式に決める予定で現在調整を進めている。災害復旧に関わる国の補助金を最大限活用して工事を進めていく考えだ。11月に着工後、順次工事を進める。同事務所は「御柱祭には多くの人が集まる。現場は御柱が通る道(曳行路)ではないが、行き来する人が多いと見込まれ、混乱をきたさないためにも御柱祭(の山出し)には間に合わせたい」と述べた。

同事務所によると、国道の陥没は、道路のり面の石垣の隙間から道路下の地面に入り込んだ雨水によって土が水を含んで重くなり、埋設されていた水路「暗渠」の石積みの天井部分が支えきれなくなって抜け落ちたのが原因。復旧工事では、雨水を流す管路「ボックスカルバート」を埋めて道路下を通る水路を強化した上で崩落場所を埋め戻して道路を再整備する。水路の下流側には擁壁を築く方針。

工事の長期化の一因には、現場の上下水道の影響があるといい、近隣住民に影響がないよう水道の迂回工事完了後に復旧工事を進める。治水対策と並行した復旧工事となるため、同事務所は「崩落現場はさまざまな条件が重なることもあり、ただ埋めて舗装路を整備すればいいというわけにはいかない。復旧に時間がかかることを理解してもらえれば。仮に工事が遅れたとしても、御柱祭の時にはせめて歩行者だけでも通れるようにはしたい」と話している。

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