木曽の林産物利用し紙すき実習 上農高3年

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林産物利用の実習で紙すきに挑戦する生徒たち


上伊那農業高校(南箕輪村)のコミュニティデザイン科里山コースの3年生が、林産物利用で紙すきを始めた。木曽地域の山林で採取したコウゾや校内にある桑を材料に、出来栄えを確かめながら和紙の試作を重ねている。

木材活用の実習で初めて和紙作りを取り入れた。かつて伊那市内で生産されていた「笠原紙」についても学んだ生徒たち。コウゾは近場で入手できなかったため、木曽地域で調達した。学習の中で和紙が緑色に仕上がることを知り、校内にある桑の木を使った紙すきにも挑戦した。

17日は3度目の紙すきで、枝から剥ぎ取った皮から内皮を取り出し、煮沸した後、木づちでたたいて粉砕。ミキサーで液状にし、水を加えて自作の木枠で一人ひとり紙をすいた。1回目の試作品を木枠から外した男子生徒は「いい紙じゃん」と満足そう。厚みのばらつきに気付き、次の紙すきに生かしていた。

出来上がった和紙の活用法は今後検討する。経木を使ったランプ作りに取り組む2年生にもランプの材料として提供する予定だ。

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