通年でイチゴとシイタケ狩りを 富士見立沢

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通年でイチゴ、シイタケ狩りが楽しめる施設。肉厚シイタケはハサミを使って収穫する=17日、富士見町立沢

野菜や果実、キノコの生産販売を手掛ける富士見町の栄農人(エナジー)は17日、同町立沢に「八ケ岳エナジーファーム いちご畑としいたけの森」を開園した。夏秋イチゴと冬から春を旬とする品種を育て、1年を通じてイチゴ狩り客を受け入れ。うまみと香りが詰まった肉厚のシイタケ狩りも年中楽しめる。農業振興のほか、八ケ岳西南麓の新たな観光拠点としても期待がかかる。

標高1000メートル地帯にある農地を取得し、1億円を投じて整備した。ハウスは計16棟あり、うち12棟でイチゴを高設栽培。現在は、信州大学農学部が開発した「信大BS8―9」「すずあかね」の赤い実が連なっている。

これらの品種は高温下でも糖度を保つが、高地ならではの昼夜の寒暖差により甘みが向上。「信大」の糖度は10~15度、甘みと酸味のバランスが取れた「すずあかね」の糖度も9~10度あるという。シイタケの菌床は、中野市にある自社工場で栽培。17日の開園式に招待された町や地元関係者らは、はさみで肉厚シイタケを狩り「焼いて食べたいね」と楽しみにしていた。

ファーム内では自社で生産した菌茸類や野菜・果物類などの販売も行う。従業員の男女比が半々、平均年齢26歳という同社。同所では5人の従業員が中心となり、生産や出荷販売、味覚狩りの受け入れをする。

柳澤孝一代表は「どこで農業をしようかと日本中を旅して回り、10年前、環境や景観が素晴らしい富士見町に出合った。同業の方々とも連携し、町の農業をさらに発展させたい」と語った。

イチゴ狩りは30分食べ放題で、60歳以上2300円、中学生以上2800円、小学生1500円、4歳以上900円(3歳以下無料)。シイタケは1袋に詰め放題で1000円。営業時間は午前9時~午後4時(午後3時最終受け付け)。

問い合わせ、予約は同ファーム(電話0266・61・2202)へ。

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