伊那中 小中連携へ来年2月公開授業研究会

LINEで送る
Pocket

伊那市伊那中学校は、小中連携の新たな取り組みとして校区の伊那小学校が開いている公開学習指導研究会に合わせて公開授業研究会を来年2月に開く。授業づくりに伊那小、同じ校区の伊那西小の教員も参画。それぞれの教育を理解し、発展につなげる狙いだ。20日の市総合教育会議で伊那中の武田育夫校長が明らかにした。

武田校長は2015年度全国学力・学習状況調査の結果から、小中の連携が進んでいるほど学力がついている傾向があると指摘。一方で、従来の小中連携は小学校を中学校の準備段階と捉えがちになっており、授業レベルの連携に発展させていくことが課題だったという。

伊那小では子どもの主体的な学習の創造を目指して総合学習・総合活動を中核に据えた教育課程に先駆的に取り組んでおり、全国から高い評価を受けている。1979年から毎年、公開学習指導研究会で成果を発表。市内外から多くの学校、教育関係者が参加している。今年度も来年2月4日に開く。

伊那中の公開授業研究会は伊那小の研究会の前日午後に開催。1、2年4クラスを公開し、昨年度から取り入れている「伊那谷ふるさと学」を生かした国語や英語の授業を行う予定だ。

武田校長は「授業づくりを通じ小中学校の教員が子どもを中心に議論し、授業観・子ども観を共有することを目指す」と説明した。伊那中にとっては全国的にも特色のある伊那小の教育の成果や可能性を中学校の教育に結び付けていきたい考えで、小中の人事交流や指導者、連携コーディネーターの設置なども今後の課題とした。

おすすめ情報

PAGE TOP