電動車でのんびり観光 駒ケ根市が実証実験へ

LINEで送る
Pocket

国土交通省が公募した今年度の「グリーンスローモビリティの活用検討に向けた実証実験支援事業」で、駒ケ根市が計画した中央アルプス山麓エリアの観光拠点を周遊する環境配慮型観光モビリティの実証実験が、全国7カ所の調査地域に選ばれた。市は無償貸与される車両を使用して10月下旬から2週間、実験を行う方針。開会中の市議会9月定例会に関連の補正予算案を提出する。

グリーンスローモビリティは時速20キロ未満で公道を走ることができる電動車を活用した小型の移動サービス。環境への負荷が小さく、狭い路地も通行可能なことから高齢者や観光客の移動手段として注目されている。国交省は地域での活用に向け、地方自治体を対象に実証調査地域を募集している。

駒ケ根市は今年度から5年間の地域公共交通計画に、同市菅の台付近にとどまる観光客の周遊を促す新たな交通システムの導入を盛り込んでおり、グリーンスローモビリティの活用に向けた実験を計画。活用に向けた実証調査を後押しする同省の支援事業に応募した。

市企画振興課によると、今回の実験は「中央アルプス駒ケ岳ロープウェイ」の菅の台バスセンターを中心に実施。期間中は貸与された車両を使用して観光客らを無償で周辺の観光拠点に運ぶ。導入に向けては同省が委託する外部専門機関の助言を受けることもできる。同課は「低速運行による交通への影響やコスト、利用者の反応や満足度を確認したい」としている。

おすすめ情報

PAGE TOP