斬新「斧」モニュメント 川田和弘さん制作

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「斧」をテーマにしたモニュメントを制作した川田さん(左)と友人の原田さん

看板業の傍ら、造形活動をライフワークとする川田和弘さん(69)=同市泉野=が、諏訪大社御柱祭と関わりの深い「斧(よき)」をテーマにした斬新なモニュメントを制作した。丸太や金属などを組み合わせた大作でタイトルは「何みえた」。同年代の友人たちに手伝ってもらい、御柱街道にほど近い神之原の友人宅の庭に設置した。御柱祭を来年に控え、話題のスポットになりそうだ。

神之原は、御柱祭の「火入れの儀式」が行われる重要な場所。川田さんは神之原に20年間ほど住んでいたことがあり、祭りやゴルフの仲間も多い。その中のひとり原田清明さんから1年前、整備した庭の一角に何かオブジェを作ってみないかと提案され「創るなら御柱=火入れ=斧」とひらめき、冬の間、構想を練り、ゴールデンウイーク明けからこつこつと作った。

作品は、振り上げた斧の先端に大きな目を乗せたデザインで、地上からの高さ約4メートル、重さは約200キロ。丸太は少し曲がり、木目や硬さから栗の木の枝と思われる。薄皮の間に全面細かい虫食いがあり「建築には不向きだが、その肌感が面白く造形向き」と活用。金やすりで磨いてから防腐剤を塗布する処理を施した。

目と斧は金属のアングルを溶接などで加工。東西を見つめる目には「KAMINOHARA」の文字、斧には人物や動物が映ったように配置し、カラーアクリル板も使用。下方には、ビニールハウスのパイプ十数本で火をイメージした松葉を表現。1本のパイプをのぞくと八ケ岳が見える遊び心も。朝日や夕日を浴びたステンドグラス調の眺めも魅力的という。

川田さんは「有り合わせの材料でもアイデアが膨らみ、楽しく制作できた。コロナ禍や災害などで大変な日々が続くが、モニュメントを見て少しでも元気な気持ちになってもらえたら」と話してる。

場所は神之原公民館裏側、A・コープファーマーズサンライフ店隣。自由に見学できるエリアを設けている。

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